嫌韓/反日
ニュースなどを見ていると、これから日韓関係はどんどん悪くなっていくだろうとしか思えないのだが、K-POPのライブを初めて見に行って、なんだか僕は、ほっこりした気分になって帰ってきた。昨日のことである。 確かにそこは、灼熱の太陽が照りつける炎天下…
韓国に住んでいた頃の「趣味」の一つは、韓国や日韓関係についての書籍を読むことだった。 もっとも僕は、韓国研究者ではないし、読んだ本は学術的な研究書とは言えない、一般向けの本がほとんどである。 左翼系の研究者が書いた本も何割かあるけれど、例え…
朝鮮半島分断の責任はどこの国にあるか 韓国の人たちが抱く、日本に対する忸怩たる思いのなかには、「なぜ韓国が分断されて、日本が分断されなかったのか」というものがあるらしい。 確かに、もう一つの敗戦国であるドイツは東西に分断されたのだから、日本…
国家は歴史上の過ちを謝罪すべきだろうか ハーバード大学マイケル・サンデル先生の『これからの「正義」の話をしよう』は、日本では何十万部も売れたそうだが、そこまで読みやすい本でもないから、最後まで読み通した人は、そんなに多くはなかろうと思う。 …
現在おもに、はてなブックマーク経由で1000人単位で人が流れ込んできているので、これを機会に、過去に書いた韓国関連エントリーをまとめておこうと思いました。 ホットエントリー入りしたのは「嫌韓の情報ソースは韓国の新聞の日本語版サイトという皮肉」と…
右派系新聞である産経の記者で、韓国についてあれこれ本を書いているジャーナリストなんて「どうせ嫌韓をバラ播いているんだろ」と、わりとガチに左翼だったかつての僕なら手に取ろうともしなかったはずだが、いまだ掲げ続ける左翼の看板もボロボロになって…
現在のマスメディアにおける嫌韓ブームを引っ張っている書き手に室谷克実という人がいる。去年『悪韓論』と『呆韓論』という新書を出して、何十万部というベストセラーになった人だ。 駅のキヨスクなどで、嫌韓の見出しを大々的にぶら下げている「夕刊フジ」…
いわゆる「嫌韓」問題については、僕もいろいろと思うところがあるわけだけど、ここ一年ぐらいの嫌韓感情の特徴は、それがネットからマスメディアへと溢れだしたことだろう。 韓国への批判・悪口・イチャモンというものは、一〇年前からネットではありふれて…
丁寧な書き込みをありがとうございます。拙文は、個人的で感傷的なエッセイのつもりで書いたもので、「個人的かつ感傷的な戯言にすぎない」と批判されれば、確かにその通りですとしか申し上げられません。そんな無責任な態度は「研究者」としていかがものか…
韓国での二年間の日本語教師生活を終えて 今月から毎週末、青山学院大学のワークショップデザイナー育成プログラムという、社会人向けプログラムに、授業料を払って通っている。 僕は、2011年の秋から韓国の大学で二年間、日本語会話の先生の仕事をして帰っ…
認めることは認めようぞ 「認めることは認めよう」というのは、韓国の新聞やインターネットでよく使われている言い回しである。 「韓国のインターネット」と言っても、語学力の限界から、実際に見ているのは、その翻訳サイトなのだが、韓国語では「인정할 것…
明日(日付け的には今日)9月8日、在特会に近い団体の主催で「東京韓国学校無償化撤廃デモ in 新大久保」なるものが行われるらしい。 僕は韓国の大学での二年間の教員生活で、在日の学生を教え子としてたくさん持った。彼ら彼女らのなかでも、特にこの「東…