青空研究室

三ツ野陽介ブログ

ブログを毎日更新する意味〜お風呂のときもデートのときもブログのことを考える

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 STAP細胞小保方さんによる様々なハッタリのなかにも、「でもあれは本当だったんじゃないかなあ」と思えるものもあって、それは「お風呂のときもデートのときも研究のことを考えてました」という発言である。あれは本当だったと思いたい。

 小保方さんがそう言ったとされる記事を初期の頃に見て、「ああ……僕には、お風呂のときもデートのときも研究のことを考えるような姿勢が欠けているんだよな。そこで差がつくんだよな」と反省したのである(このように書くと、僕にデートの相手がいるかのようだが捏造している)。

 しかし、この二週間、ブログを毎日更新し続けているあいだは、デートのときもお風呂のときもブログのことを考え続けるような姿勢が、確かに僕にもあった(正確に言うと僕はシャワーで済ませる派なのだが)。

 ブログを毎日更新する習慣を作れば、「今日は何を書こうかな」「これはブログのネタになるな」といつも考えるのである。しかしそのあいだは、肝心の研究のことは忘れていることになるので、別に褒められる姿勢ではない。

 でもこのブログに、もっと自分の研究と関係のあることを書くようにすれば、お風呂のときもデートのときもブログのことを考えることが、そのまま、研究のことを四六時中考えることに繋がるんじゃないか。そう思ったので、今後はそんなことも心がけてみるつもりである。

 研究に限らず、何らかの分野で成功を収めようと思ったら、お風呂のときもデートのときもそれについて考えるような姿勢が必要なのだろう。

 逆に言うと、自分の人生において一番重要だと思えるミッションが、ついつい頭から離れてしまって三日坊主に終わり自己嫌悪みたいな人は、それについてブログを毎日更新するということが、有効なのではないか。