青空研究室

三ツ野陽介ブログ

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ぜんぶ男子校のせいだ!〜ヤマダ『ぜんぶ女子校のせいだ!』

ぜんぶ男子校のせいだ!|「男子校に6年間いたから、ちょっとゆがんじゃったかなと……女の子は空想の世界にしか存在しなかった」|「セーラー服おじさん」という“社会実験”から見えたものとは (1/4) - ITmedia ニュース - http://t.co/NccAUDyhzA — 三ツ野陽…

K-POP女性MV2014年上半期個人的ベスト10

今年も半分終わろうとしているが、K-POPガールズグループの上半期ベスト10をまとめてみる。完全に、僕の主観に基づきます。 基準は曲の良さだけでなく、ミュージックビデオの出来も込みで。K-POPってそういうものだと思うから。 K-POPの素晴らしいところの一…

隣国を語ること、自国を語ること 〜シンシアリー『韓国人による 恥韓論』

いわゆる「嫌韓」、韓国批判の言説というものには二種類あって、ひとつは韓国の反日的な主張に対して反論、抗議するものであり、もうひとつは、日本と無関係に、ただ韓国社会の内部の問題について、あれこれ欠点を批判(紹介?)するものである(その他に、…

僕の韓国本コレクション

韓国に住んでいた頃の「趣味」の一つは、韓国や日韓関係についての書籍を読むことだった。 もっとも僕は、韓国研究者ではないし、読んだ本は学術的な研究書とは言えない、一般向けの本がほとんどである。 左翼系の研究者が書いた本も何割かあるけれど、例え…

「自分たちのサッカー」とロマン主義 日本サッカー敗戦記2014

オクスフォードの哲学者アイザイア・バーリンによれば、18世紀の終わり頃、ヨーロッパに現れたロマン主義者たちは、「失敗は何かまやかしで卑俗さをもつ成功より高貴であると信じていた」のだという。「一八二〇年代までに、あなた方は、精神態度、動機を帰…

それでも渡辺麻友は言った 〜AKB48 第6回選抜総選挙 感想文

日本のアイドル文化は素晴らしい。 しかし、年端もいかない少女に群がることが、そんなに誇らしい文化だろうか? それでも、そこには少女たちの「夢」がある。 しかし、容姿を主とする自分の魅力を、皆から認められるということが、そんなに素晴らしい夢だろ…